夕方になって仕事が終わると、

「今日も仕事終わったよ」

と、空を見上げて毎日妻に語りかけます。

妻が亡くなってもうすぐ9回目の月命日を迎えますが、ポッカリ空いた心の穴はそのまま開きっぱなしです。

どんなに悲しくても、どんなに死にたくても、お腹は空くんだな、死別後はそんな事ばかり考えながら日々過ごしていました。

一緒に過ごした日々が、一緒に笑い合った日々が、だんだん、だんだん遠くなっていく。

でも、それは天国で再会できる日が近づいてる訳でもあり...

うーん...でも、自分が死ぬ日を待ちわびる、死んだ者通しで再会するのが楽しみで楽しみで仕方ない、という感覚になるのは難しく、やっぱりこうして生きている以上、以前のようにこの世界でまた一緒に過ごしたい、という叶わぬ願望がどうしてもあります。

こうやってずっと、この世界で２度と会えない悲しみを胸に抱きながら、この息苦しい世界を生きていくんですよね。

なんで。

なんでいないの。

未だにこの思いが湧いてきます。

とにかく、沢山の妻の写真に囲まれて、思い出と共に生きていこうと思います。

今日からここで、亡き妻への想いや、死別後の日々の思いを書きたい(吐き出したい)と思っています。

伴侶を亡くされた方と共感し合える場所になればなぁと思っています。

俺は以前、アメブロで妻の闘病の事、そして、死別後は日々の生活を書いていましたが、どうしても伴侶を亡くされた方限定で繋がれるブログも作りたくて、今日からこちらで新たにブログを作りました。

去年の９月、37歳でこの世を去った妻。

あと４日で９回目の月命日を迎えます。

思い返してみれば、妻が亡くなってからつい最近まで、事ある度に号泣して泣き崩れて、やり直しのきかないこの現実に絶望していました。

じゃー、つい最近は立ち直ったのかと言えば、全くそんな単純な訳にはいかず、基本気持ちは悲しみのベールに包まれています。

仏壇の前でいろいろ話しかける日々。

でも、なんの反応も無い、それが相変わらず寂しかったり。

でも、妻が亡くなって８ヶ月間ずっと毎日泣き続けてきて、これ以上天国にいる妻を悲しませるのは嫌だとここ最近思い始めて、なんとか元気に前向きに過ごそうと思っていても、やっぱり一緒にいられない辛さはどうにも対処できない。

こんな辛い現実が、一体いつまで続くんだろうって思ってしまいます。

俺には２匹のわんこがいて、まだどっちも３歳だから、これから十数年生きる可能性があります。この子達の人生は幸せであってほしい。だから精一杯尽くしてあげようと思います。

でも、本音は早く、すぐにでも妻の元へ行きたい。

だから、わんこ達を幸せにする為に十数年は元気で健康でいなきゃっていう思いと、そんなに長く生きていなきゃならないのか...という相反する思いの中で生きている事もまた苦しいです。

それでも毎日朝はやってきますからね。

なんとか頑張っていかなきゃなって思っています。

とりあえず今回はここまでにします。

また読んで頂ければ嬉しいです。