37歳の妻が膵臓癌で旅立った。

付き合って20年、結婚して14年寄り添った、太陽のような存在だった妻を膵臓癌に奪われました。日々の想いを書きたいと思った時に書いていく為のブログです。

仕事終わりの虚しさ

夕方になって仕事が終わると、


「今日も仕事終わったよ」


と、空を見上げて毎日妻に語りかけます。



妻が亡くなってもうすぐ9回目の月命日を迎えますが、ポッカリ空いた心の穴はそのまま開きっぱなしです。



どんなに悲しくても、どんなに死にたくても、お腹は空くんだな、死別後はそんな事ばかり考えながら日々過ごしていました。



一緒に過ごした日々が、一緒に笑い合った日々が、だんだん、だんだん遠くなっていく。



でも、それは天国で再会できる日が近づいてる訳でもあり...




うーん...でも、自分が死ぬ日を待ちわびる、死んだ者通しで再会するのが楽しみで楽しみで仕方ない、という感覚になるのは難しく、やっぱりこうして生きている以上、以前のようにこの世界でまた一緒に過ごしたい、という叶わぬ願望がどうしてもあります。



こうやってずっと、この世界で2度と会えない悲しみを胸に抱きながら、この息苦しい世界を生きていくんですよね。



なんで。



なんでいないの。



未だにこの思いが湧いてきます。



とにかく、沢山の妻の写真に囲まれて、思い出と共に生きていこうと思います。